複数の会社から収入があれば、確定申告
わたしは2022年5月現在、非常勤の固定給がひとつ、期間限定の派遣がひとつ、あとは単発のアルバイトをしたりしています。
昨年、期間限定の派遣の仕事を始めたら、同僚の皆さんにはあちこちの仕事を掛け持ちしている人がとても多かったのです。
話を聞いていると、あちこちの派遣会社に登録して、単発の仕事が発生したら行く、みたいな働き方をしているようなのです。
バイトアプリで常に仕事を探していたり、派遣会社から連絡が来ていたりしていました。
そんな働き方もあるのねー。
収入は決して多くないけれど、会社に就職するより自由に動けるからいいという人もいたわ
国税庁のサイトによれば、確定申告をしなければならない人という項目がいくつかありまして、その中に、
・2か所以上から給与の支払を受けている人のうち、給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、年末調整されなかった給与の収入金額と給与所得および退職所得以外の所得金額との合計額が20万円を超える人
という項目がありまして、詳細は省きますがわたしはこれに当てはまるのです。
そもそも年間20万円を超える会社が2カ所あって、年末調整されていない会社があれば、これに当てはまりますよね。
派遣会社にもいろいろあって、源泉徴収してくれない会社があるんですよね。
割と長めの派遣がそれなんですよね。
他の派遣会社は源泉徴収してくれてるんですけどね。
源泉徴収されていたりされていなかったりなんて、どう考えても全部合わせて確定申告しないといけないじゃないですか。
結局、数えたら仕事は5社行ってましたけど、年末調整らしきものをしたのは1社です。
就業が長めの2社の収入のおかげで、夫の扶養だったわたしは2021年秋に年収130万円を超えまして、世帯主の扶養から外れたので、社会保険料の支払いもあります。
ということで社会保険料控除もできますし、生命保険料控除もありますし、会社員時代から少ないながらiDeCoもやってますので小規模企業共済等掛金控除もできますし、もう、確定申告は必須って感じですよ。
そんなわけで、あちこちのバイト先の源泉徴収票を集めました。
源泉徴収票は、税務署に提出しなくてもいいけど、確定申告書を作成するときに必要だから
源泉徴収票は、年末にもらえる会社もあれば、請求しなければもらえない会社もありますので、年末に来なければ早めに請求しておきましょう。
なんなら、派遣会社に源泉徴収票をくださいって請求したのに、すっかり忘れ去られてましたよ、わたし。そこはもう「早く送って!」って言っちゃいますよ。
確定申告書は、国税庁のサイトにある確定申告書作成コーナーで源泉徴収票と保険料の証明書に書いてあることをそのままを入力していくとカンタンにできあがるので、わたしの場合は、それを印刷して、確定申告の期間に、税務署の確定申告書受付ポストに入れてます。
e-Taxとかあるんだけど、それはそれでいろいろ面倒くさいのと、わたしは紙に印刷された状態を見たい年寄りなんですよ。
ちなみに、収入の大きい2社で源泉徴収をされていなかったわたしは、2021年分は払った税金が戻ってくる還付ではなく、納税、つまり所得税を払うことになりました。
副業してるサラリーマンとかも、そうなったりしませんか?
税金は払うぞってアピールすることも大事だったりするのよ。